DXに至るデジタル化の3ステップ

2022.06.16 コラム

DXは3ステップで進める

DXの実現には、3つのステップがあるといわれています。
2020年12月に経済産業省が発表した「DXレポート2(中間とりまとめ)」では、DXに至る取り組みを「デジタイゼーション(Digitization)」「デジタライゼーション(Digitalization)」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の3つのステップに分けて捉えています。

デジタイゼーション(Digitization)

デジタイゼーションとは、アナログ・物理データをデジタルデータ化することです。例えば、紙文書の電子化、データ化がそれに相当します。

紙文書を電子化、データ化するということは、書類の保管場所を用意する必要もなく、大量のデータから検索も簡単に行うことができます。

デジタライゼーション(Digitalization)

デジタライゼーションは、個別の業務・製造プロセスをデジタル化することです。
紙文書のデータ化だけでなく、メールや電子化したファイルの共有など、デジタル化した情報を活用する段階を指します。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

デジタルトランスフォーメーションは、組織横断/全体の業務・製造プロセスのデジタル化を実現し、“顧客起点の価値創出”のための事業やビジネスモデルの変革を実現する段階です。DXは単なるデジタル化ではなく、それによって業務やビジネスモデル、企業文化にまでも変革を与えるものなのです。

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アナログデータをデジタル化することには大きな意味があります。
デジタル化されたデータは、コンピューターソフトウェアを使って分析したり加工することが可能です。

コロナ禍ですべての業務をデジタル化し、テレワークを推進しようとした企業でも、書類にハンコを押すためだけに出社する例が続出していたことを考えると、実際にはデジタイゼーションすらできていないことが明らかになりました。
DXには、先行する2つのステップを実現していることが前提となります。デジタル化したデータ、デジタル化したプロセスの前提がないままDXが実現することはないのです。

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